【心が安らぐ】エレナさん（エレザード♀/バーニンクロスさん宅）
　自身の周辺が落ち着いてから、些細なことをきっかけに仲を深めて行きました。
エレナさんを自分と重ねてしまうこともあり、エレナさんに対してつい感情的になることもあるとか。
「…あっ、ごめん！エレナの話を聞いてるとつい頬が緩んじゃって…わたしね、エレナと話するの好きだよ」

【片想い】フォーク（マフォクシー♂ / 自宅）
　幼い頃に出会った。当時はテールナー。よく自分をからかったり小言を並べたりしてきたが、彼との何気ないやりとりが今の支えになっている。
「いつかきっと、会えるよね」

【幼馴染】ケロ子（ゲッコウガ♀ / 自宅）
　幼い頃に出会った。当時はゲコガシラ。変な口調やぼーっとしているところは気になりつつも、彼女の素直なところは見習いたいと思っている。
「元気でやってるかなあ…フォークと一緒なら、大丈夫かな。」

レナエルは、自身の父親が「長」として引き連れている群れの一員として、22番道路で暮らしていた。
母親は自分が生まれて間もない頃に亡くなっている。
また、兄弟姉妹も居なかったため、レナエルにとっては父親が唯一の肉親であった。
父親が男手一つで育ててきたこともあり、レナエル自身は少々男勝りで女性らしさに欠けている性格になってしまっている。
父親は「長」なだけあって、リーダー気質や勇敢さ、おおらかさなどを群れの仲間達から評価されており、頼りにされていた。
そんな父親に、レナエルも憧れを抱いていた。

群れの一員として食料を調達しに出かけていた時のことだった。
他の種族のポケモンに食料を狙われ、追いかけられる出来事が起こっていた。
群れの仲間が暮らす場所からは遠く離れた場所で、知らない連中に追いかけられ、追い詰められた。
「助け」なんて来るはずもないのに、レナエルは「助けて」と叫んでいた。
追いかけてきた連中は不敵な笑みを浮かべ、レナエルに襲い掛かろうとしていたその瞬間、
連中の背後から子供二人が攻撃を仕掛け、連中を気絶させていた。

その時に出会った子供は、フォークという名前の少年と、ケロ子というあだ名の少女だった。

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